2014年1月26日日曜日

ゆめのまちに向けて

12月の第9回マイタウンマーケットから1ヶ月。早くも第10回に向けた子どもたちの会議が始まりました。どうやら大晦日に自分たちで会議をしようと試みたようでしたが、さすがに人が集まらず断念した様子。ホワイトボードに残された「第10回は盛大に!!」の文字。この言葉を残しつつ、今回は私が用意してきた発想法をベースにアイデアを考えていくことになりました。

今回は新しい発想法でトライしました。テーマは、「夢のまち」。
詳しくは企業秘密とさせていただきつつ、みるみるヘンテコなアイデアがでてくるでてくる。

「犬のコンビニ」「雪を売る店」「流れ星の映画館」「長生きできる刑務所」……!!??

マイタウン史上もっとも多いアイデア数が並んだと思われます。子ども実行委員はわずか5人ですが、最年少の小学2年生もすでに4回のマイタウンを経験している熟練者(?)。
この量のアイデアからほぼ即決で、やりたい企画に投票していきました。まだきっかけとなる言葉でしかないこれらのアイデアを、これから一つひとつ企画にしていきます。

夕方からは大人たちも集まってマイタウンマーケット実行委員会議が開かれました。
子どもたちも現段階で気になっているアイデアを大人に発表。実行委員のみんなもいつもとチョットちがう第10回の企画を楽しみにしている様子。

第10回マイタウンマーケットは話し合いの結果4月に開催が決定しました。詳しい日時はまたこのブログでお知らせします。

日程の相談が終わったところで、今後の話もちらほらと。
第10回以降はどうなるのか。仮設住宅から人もすこしずつ少なくなっていき、新地町全体がさらに変化していくこれからの時期に向けて、マイタウンはどうしていくのがいいのだろう。

続こうとも終わろうとも、マイタウンマーケットのシーズン2がはじまろうとしているんだなと再確認しました。

3年に渡って第9回までつづいてきたのはマイタウンマーケットが誰か1人のためでなく、何かの利益のためではなく、「みんなのためのマイタウンマーケット」だったから。作り手もお客も、みんなが「マイタウンマーケット」を通して同じ様に「何か」を得てきたはずです。子どもも大人も同様に。

関わる1人ひとりが、マイタウンマーケットからどんな大事なものをもらってきたのか改めて考える必要があるのかもしれません。私も関わる「みんな」の中の1人として、考えつづけていこうと思います。

(北澤潤/北澤潤八雲事務所)






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