2011年6月6日月曜日

炎天下のなか

































2011年6月6日 

仮設住宅でのボランティアニーズ、棚の組み立てを終えて集会所にいき準備をはじめた。快晴で、日差しがとても強い。平日の雰囲気はどうかと思っていたところ、顔見知りのおばちゃんに話しかけられて「ライさんがくるかもよ!ライさんが!」と言われて意味が分からなかった。大きな入道雲を指差して詳しく聞くと雷さんのことらしく、大雨に注意という助言だった。通り雨が降るのだろうか。

しばらく強烈な日差しにやられていて、集会所の入り口スペースは日除けがなければなかなか使い勝手が悪いということを考える。自治会長さんが仕事の合間に様子をみにきてくれて、一緒に日除けをつくろうという話になった。今日の今日ではなく、すこしかんがえて数日後に時間をとれれば、ということにまとまる。

1時すぎたころ車がやってきて、ボランティアセンターからYWCAと柏崎社協の助っ人がやってくる。マイタウンマーケットの簡単な説明をしてラグづくりをみんなでおこなう。まとまった人数で織ることが住んでいる人のどんな反応を誘うのか懸念していたが、人が集まって手を動かすことであらわれるエネルギーもアリだと思った。昨日珈琲を飲んでいった人が忙しい合間に、進行具合に驚いていったり、学校がおわったあとにトコトコ一人で歩いてきた小さな女の子が「やりたい」とぼそっと言って手伝いはじめたり。地道ながら展開がある。

喫茶担当の夕子さんが仕事あがりにやってきて珈琲を入れだすと少しずつ人がよってくる。顔の知れた地元の力を尊敬する。余所者が、何もやらないことをどうやるか、について考える必要を示唆されている。

大きなラグが一枚半できた。
まだはじまったばかりでどうなるか全然わからない。やろうと考えていることにならない場合だってきっとある。ゆっくり関係をつくっていければと思うし、それゆえにここに居て平日でもじっくりと、日差し強くともやれることはあるということがわかった。

ボランティアセンターに戻ると、支援PとYWCA、柏崎の会議が行われていて参加する。今後 協力しながら仮設住宅での生活支援というフェーズの中でこの活動も行われていくことになっている。

素材にしているPPバンドの減りが予想の何倍も早いことが気になるところだ。


北澤潤


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