






ボランティアセンターの記録として前日の活動をまとめる作業を午前中にいくつか行う。生活支援、サロン担当スタッフとしてセンター全体で共有できる活動としてデータ化しなければいけない。
終わって、昼前にコメリへ買い出し。ベンチがあれば良いという改善点と玄関に日除けとしてゴザを張る新発想をカタチにするために。
1時過ぎからYWCAのイケガミさんと一緒に集会所で作業をはじめる。まずはイケガミさんがゴザ編み作業のつづき、私はベンチ作りにとりかかった。たくさん準備したコンテナを足に、板をはわせるだけの簡易ベンチ。すぐできあがる。できあがると作業しているイケガミさんの近くにおいてみる。休みつつ、編み作業をつづける。編めば編むほど、隙間をしきつめるのに力が必要になる。初日からそこに気づいてマイナスドライバーを貸してくれたお母さんがさらにおおきなドライバーを2本もってきてくれた。船で使っていたドライバーらしい。
集会所からすぐちかくのお父さんがやってくる。たしか鉄骨をつくる仕事をしていた方だ。ベンチに座り、進み具合を褒める。みんなコーヒーが飲みたくなったので、私とお父さんが協力してコーヒーをいれた。
昨日、素材を持っていってカバンを作ると言っていた方の夫がやってきた。「かあちゃん、もうつくっちまったぞ」ぜひ見たいと返すと、かごを持ってきてくれた。そしたら後から作者のかあちゃんもゆっくり歩いてきた。作り方を聞いて伝授してもらう。イケガミさんとの記念撮影もした。
さらに昨日からの動き。できあがったゴザを玄関の西日除けに張る、近所のお宅からオーダーがでた。出来上がったゴザをマーケット本番までうまく活用したいと考えていたが、この方法は住んでいる人ならではのリアルなニーズだと思った。
学校から帰ってきた小学生たちにも手伝ってもらいつつ時間をかけて張り終えた。
その間、同時進行で子どもたちの宿題の様子もみる。しかも新聞の取材も来て対応する。とても小さな範囲で、ありえないマルチワークっぷりだ。関係ができてきたからすこしずつここで忙しくなっていく。
自分自身でスケジュールを叩き合理的に忙しさをつくるよりも、自分がすこし投げかけて、誰かによって返された反応によって忙しくなる方が地域ではリアルだ。
ボラセン業務で忙しい西川さんも、仕事の後にやってきてくれて子どもたちにコーヒーの淹れ方を教えていた。子どもたちはみたことないくらい熱心な手つき顔つきだ。
昨日よりすこし遅くなり、7時半に片付けが終わる。
帰り際に2つのお宅から、うちにも玄関にゴザ張ってほしいという話がきた。
北澤潤
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